今日の一言… 「幸せな子供時代を過ごすのに、遅すぎるということはない」   
                    アンソニー・ロビンス 
                     
                    子供たちのために"欠かせない" EFT の手順 
                     
                       
                    皆さん、こんにちは。 
                     
                    私は、いつの日かこのアーティクルが公共のメディアで取り上げられ、世界の利益のために広く放送されることを願っています。私はこのアイデアを「60 Minutes」 や「Oprah」 といったテレビ番組や、あらゆる子供や親に向けた出版物で公表する価値があると考えています。 
                     
  適切に行うならば、このアイデアは私たちの子供たちを、内面の平和と自分への信頼が高いレベルで満たされている大人になるように後押しするでしょう。もし、すべての子供たちにこのような内面の平和や自分自身への信頼が、世界平和への最後のチャンスとして与えられたなら、それは軍事、兵器やさまざまな脅威によって平和が保たれている今の状況を大きく変えていくでしょう。実際のところ、すべての人たちがこれらの利益を上手に受け取るならば、私たちの軍事、兵器、その他の脅威は必要なものではなくなるでしょう。真に内面の平和を持っている人にとって、争いは不要なものだからです。 
                    基本的なアイデア: 
                    基本的なアイデアは単純です。毎晩、子供がベッドにもぐりこんでいるときに、親の皆さんは次のように問いかけてみてください… 
                    「今日思ったいい考えや嫌な考えとか、今日あったよかったことや嫌だったことについて聞かせてくれる?」 
                    そして、なんらかの出来事が語られたなら(良いものでも、悪いものでも)、親の皆さんは軽く愛情を込めてEFTポイントをタッピングするか、またはそっとなでてあげてください。 
                    期待される結果: 
                    
                    経験豊かな EFT'er であれば、「悪い」ことにタッピングをしたときの効果はすぐに気がつくでしょう(「良い」ことに対してタッピングをすることについては後でお話します)。まず、その子が自分のストーリーを話すときに、その子自身がその問題にはっきりと焦点をあてることになります。ですから、その上で EFTポイントをタッピングすることによって問題が解決したり、少なくともその問題が子供たちに与える影響を軽くすることができるでしょう。 
                    子どもたちは、両親、教師、仲間、テレビなどから、絶えずいろいろな「代物」を拾い上げているので、「悪い」ことにタッピングをするということはとても重要なことです。これらは日々入ってきて、何年かの年月をかけて積み重なっていきます。わたしたち大人は、しばしばそれを "感情のゴミ箱" と呼びます。もし、これらの入力が蓄積されたままだとすると、それらは不必要な「限界」となって、私たちが自分自身の真の可能性に到達することを阻む壁となります。こういった不要な恐れ、罪悪感、悲嘆、およびトラウマは、私たちの「大人の現実」にしばしば雷鳴のような影響を及ぼし、私たちの個人的な平和と私たちの家計のコストを引き上げます。 
                    子どもたちが抱え続けるかもしれない「悪い」ものの一例をあげます... 
                                        
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                      -                         「牧師さんは、私が完璧じゃないと神さまが愛してくれないだろうと言った」
  
                     
                                         
  もちろんこの他にも、子どもたちの心の中に招かれざる客として、彼ら自身が作り出すものが幾千とあります。これらの大部分はフィクションですが、子どもたちの人生の展開に彼らが受ける教育よりもはるかに大きい影響を及ぼすに違いありません。 
注意深い親たちには、これらの「自分への自信を吸い取るもの」を撃退する、はっきりとしたチャンスが日常の中にあります。さらに、子どもたちは愛情を示す方法として触れられること(タッピングやなでること)を好むので、この EFT のプロセスは親と子の両方にとって非常に養育的なものとなります。 「今日あったこと」についてより多くの質問をし、問題について深い興味を持つことは、子どもたちに対する愛情を示す一つの方法となります。さらに、EFT を行っている間にリフレーム(問題に対する別の見方)を示すこともできます。それは、通常の会話の中で行うリフレームよりも遙かに効果的です。 
                    また、このプロセス全体は言葉を話し始める前の赤ちゃんにとっても役立つものです。赤ちゃんは自分を苦しめるものが何であるかを話すことはできませんが、赤ちゃんが泣くことや他のサインで苦しみを表現しているという事実は、解決が必要ななにか(例えば恐れ、トラウマや身体的な不快感)があるということを親たちに告げています。赤ちゃんたちが自分の苦痛に「集中」しているその時こそ、EFT を行う準備ができているときなのです。「よしよし」といった慰めの言葉とともに EFT のタッピングを行うことは、長い期間にわたってとてもよい影響をもたらすでしょう。 
                    これまでお話ししてきた子供たちに EFT を使うというプロセスの中で、セットアップフレーズについて触れなかったことにお気づきかもしれません。もちろんセットアップフレーズは役に立ちます。とはいえ、大人が必要とするほどには、子供たちはセットアップフレーズを必要としないように思えます。そして、セットアップフレーズを加えるときには、つぎのような言葉を使いたいと思うかもしれません(そのとき、子供たちの顔がパッと輝くでしょう)。 
                    「私には________ があるけれど、それでも私は(僕は)とってもいい子です」 
                    前に述べたことですが、子供たちがその日あった「良い」出来事や考えについて話をしているときであっても、そのときに EFT のタッピングを行うことは役に立つと思います。両親による EFT が適切に行われれば、その会話はますます心地よいものとなります。さらに加えるならば、子供たちがなにかポジティブなことについて話をしているときでも、その背後にある「ネガティブな事と比較」している場合が多いのです。例えば、子供たちはこのように言うかもしれません... 
                    「先生が今日、クラスみんなの前で私をほめてくれた」 
…その後ろには、次のようなネガティブなことの比較があるかもしれません… 
                    「でも先生は時々、子供を叱ったり無視したりする。私も同じような事になりそうで怖い」 
                    この場合、先生からの「良い」メッセージに対してタッピングを行いますが、それはまた、ネガティブなことの比較に関わる恐れを軽くしていくでしょう。したがって、EFT を「良い」ことにも、「悪い」ことにも行っていくことは、あらゆる点でとても大きな利益をもたらしてくれるでしょう。 
                    もちろん、私たちは皆子供です(ちょっとしたシワを作ってしまった人もいますが...)。ですから、このアーティクルの内容を特定の年齢層だけのものと制限する必要はありません。あなたが今、何歳であったとしても、誰かが子供時代の「代物」について尋ねてくれるというのは素敵なことではありませんか? そして、毎日のようにその問題が解決していくのはさらに楽しいことではありませんか? あなたはこの恩恵を誰かとやりとりすることもできますし、ひとりでこのプロセスを進めていくこともできるのです。 
                    幸せな子供時代を過ごすのに、遅すぎるということはないのですから。 
 
                    Hugs, Gary.  
                     
                      
                    翻訳:山ア 直仁
                     
                     
                      原文 http://www.emofree.com/children/mustprocedure.htm 
                       
                       
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